ニッカン インペリアル TR-1 日管の技術者がヤマハに統合される際、最後に最高峰の楽器を世に送り出すため、総力を上げて開発し、1966年3月1日に発表されたインペリアルモデルTR-1 熟練の職人によるハンドメイドで製作された間違いなく日本史上最高レベルの楽器で、 翌年1967年にはモデルチェンジされ、TR-331となってしまったので、TR-1は1年程しか作られなかった幻の名器です。 更にこの個体は、シリアルが6512※※※のため、1965年12月製作となり、発表前のプロトタイプかもしれません。かなりのレアモデルです。 以下主観ですが、コマーシャルブロンズの暖かい音色が心地よく、演者の意図を表現しやすいコントロール性の高い楽器です。 ベルの形状が、出口付近で急激に大きく開いているためか、吹き込んだ際のエッジの効いたハイノートは、現代のトランペットには無い音圧です。 歴史的価値の高いジャパニーズヴィンテージで、60年前の楽器にしてはかなり良いコンディションですが、コレクションではなく実際に吹いて、この楽器の素晴らしさを後世へ伝えていただきたいと思います。 抜差し管、ピストン好調。出品に際し、管内洗浄済み。 オマケの部品取りジャンクのインペリアルを１本お付けします。バラ売りはしないので、ご了承下さい。 純正ハードケースとマウスピースお付けします。 この機会にぜひ。